めまい、首肩のハリ、右肩を挙げると痛い
- 2024年04月23日
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秋田市東通(ひがしどおり)にある整体院のブログです。
当院は秋田で唯一フランス政府公認のオステオパシー学校を卒業したセラピストが施術いたします。
こんにちは。昨日の何年かぶりにバッティングセンターに行きました。全然打てなすぎて少し泣きそうになりました。気持ちを切り替えて今日も頑張っていきたいと思います。
では当院でオステオパシー整体を受けていただいている方の症例報告をさせていただきたいと思います。
■めまい、首肩のハリ、右肩を挙げると痛い/80代女性/
■症状/お悩み
・先月ひどいめまいがあり、救急で医療機関に行ったがとくに異常はなくいまは落ち着いている。
・寒い時期になるととくに首肩のコリがありずっとモヤモヤした感じがする。
・何か物を持ったり、洗濯物干したりすると右の肩が痛い。
・10年ほど前に内臓の外科手術の既往あり。背中の傷あとがたまにズキズキ痛むことがある。
■全身まるごとオステオパシー検査
・全体のファシア(筋膜)傾聴では右前方で横隔膜より上のゾーン。座位も同じ。
・全体の可動性に対するオステオパシールーチンテストをすると、環椎後頭関節、頚椎3、4番、胸椎4番、右肋骨8、9、10番、右の横隔膜、右の胸郭全体と胸膜(特に胸骨がかなり硬い感じ!)、椎骨心膜靭帯、右の頚部内臓、後頭下筋、左の側頭骨などに機能障害を見つけました。
■オステオパシー施術/まとめ
まず問診で「ひどいめまいがあった時に血圧は高くなかったですか?」と確認すると、「かなり高くて、200近くあった」ということでした。なのでまずは施術をする前に血圧を測定させていただきました。
実際に測定をすると138/89と安定していたので、続けてバランステスト(小脳、前庭、固有受容体)と椎骨動脈テスト行いました。
椎骨動脈テストをすると少しめまい感があるようでしたので、今回は頚椎の関節に対してはあまり施術をしないでその周辺の組織に対してソフトに施術をさせていただきます。と説明させていただいたき慎重に施術をスタートします。
まずは胸郭全体の可動性をつけて呼吸をしやすくするために肋軟骨、胸横筋、鎖骨間靭帯などを施術してから椎骨心膜靭帯をリリース。とくに高齢者の方の胸郭とくに肋骨を施術するときはかなり慎重にソフトに行います。
そして施術の途中ですが「かなり呼吸が楽になってきた」とご本人にも実感していただきました。
胸郭全体の可動性は出てきましたが、頚部内臓の機能障害がまだ残っていたので頚部内臓と後頭下筋、環椎後頭関節をリリースして今回の施術は終了とさせていただきました。
全身のバランス安定化のためにまずは1~2週間のペースで何回か継続して続けるのと、全身のバランスが安定化してきた後は胸膜などの癒着予防のために月1回のメンテナンスで来ていただくと良いですと提案させていただきました。メルシーボークーです。
それではみなさんボンジョーネ!