せきをしすぎて右の肋骨が痛い、ストレス、自律神経のバランスが気になる/40代女性/立ち仕事

  • 2024年04月02日
  • カテゴリー:未分類

秋田市東通(ひがしどおり)にある整体院のブログです。

当院は秋田で唯一フランス政府公認のオステオパシー学校を卒業したセラピストが施術いたします。

こんにちは。いよいよ4月のスタートですね。今年から新人として草野球チームに加入させていただくことになりました。ケガをしないように少しずつ身体を動かして行きたいと思います。ホームランもいっぱい打ちますッ!!先輩方よろしくお願いいたします。

では当院でオステオパシー整体を受けていただいている方の症例報告をさせていただきたいと思います。

■せきをしすぎて右の肋骨が痛い、ストレス、自律神経のバランスが気になる/40代女性/立ち仕事

■症状/お悩み

・2月に風邪をひいてからずっとせきをしすぎたせいか右の肋骨あたりが痛い。最近になり左の肋骨も痛くなってきた。

・いまはせきは収まっているが、痛い時は深呼吸や咳払いでも痛かった。

・お仕事で重たいものを持つことが多い。

・最近職場が変わった影響なのかすごくストレスを感じるので、自律神経バランス測定もしてもらいたい。

■全身まるごとオステオパシー検査

・全体のファシア(筋膜)の傾聴は右、そして後ろのほうへ引っ張られているような感じ。座位も同じ。

・仙腸関節のモビリティテストをすると右がポジティブ。

・脊柱のテストをすると頚椎3番、胸椎4番、右の肋骨6、7番で機能障害。

・全体のオステオパシールーチンテストをすると、右の股関節、右の閉鎖膜、小骨盤のうっ血、盲腸、右の大腰筋、左の腰方形筋、右の腎臓、肝臓のうっ血、肋軟骨の柔軟性低下、縦郭胸膜などに機能障害を見つけました。

■オステオパシー施術/まとめ

まずはせきをしすぎてしまった影響で肋骨を痛めてしまっていた可能性が高いので、今回は痛みを起こしていた場所はほとんど触らないようにして施術をさせていただくことにしました。

そして本人に身体を右左に回してもらうと右の肋骨が痛いようでしたが、肝臓の抑制(術者が肝臓を少し持ち上げて支えるような感じ)をして身体を右左に回してもらうと「全然痛くない!」ということでしたので、肝臓の問題によって横隔膜や肋骨全体の可動性が少なくなってしまい、呼吸が浅くなっていたことが原因で肋骨を痛めてしまった可能性が出てきました。

すると本人が「実は最近ストレスをすごく感じているので、仕事終わりに飲むお酒の量がかなり増えました」ということでした。ストレスとお酒ということでかなり肝臓や横隔膜、内臓全体にも負担がかかっていたようです。さらに脊柱や肋骨の6、7番にオステオパシー機能障害があるのも説明がつきます。

今回は脊柱や肋骨自体には施術をしないで、肝臓や横隔膜を中心に内臓系を軸に施術をしていきました。

最後に肋軟骨の柔軟性をアップさせるセルフエクササイズをお伝えして今回は終了となります。次回は2週間後くらいに身体がどのような変化が起きているか、ちゃんと家に帰ってからも横隔膜が施術の続きをしてくれていたかどうかをチェックさせていただくことになりました。メルシーボークーです。

P.S. 自律神経バランス測定結果ものせておきます。定期的に測定して疲労がたまっていないかチェックしておくのがオススメです。

 

 

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