腰痛の原因は骨盤の歪みや内臓からくるものだった!?
- 2025年02月04日
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40代/男性/お悩み:朝起きたての腰痛、右股関節の痛み。
かなちゃん整体院でオステオパシー整体を受けていただいている方の症例報告をさせていただきます。
■オステオパシー全身バランスチェック&施術
全身のチェックをすると、骨盤の歪み(仙骨の後方機能障害)、右大腰筋の緊張、右梨状筋の緊張、右腎臓の下垂、上行結腸の機能障害、横隔膜と横隔膜脚の緊張などが見つかりました。
まず腰痛を起こしている可能性の1つである骨盤の歪みを矯正していきました。普段中腰や重いものを運んだりするお仕事をされているので腰がいつも丸まった状態になりそのまま仙骨の可動性が少なくなっていたようです。
仙骨の可動性が少なくなってしまうとその上にある腰椎にたくさん負担がかかってきます。さらにその上の背骨もバランスをとるために背中の痛みや首肩こりを起こしてしまうことが多いです。「腰痛が最近なぜかよくなったと思ったら今度は背中のハリや首肩こりが起きるようになった」という経験はないでしょうか。それは骨盤の歪みに対して腰や背中や首などの背骨全体で痛みが起きないようにうまく補正してくれていたからなんです。
ギックリ腰を起こす方もこのように骨盤の歪みから起こることが非常に多いです。ですから正しい骨盤のケアや内臓のケアというのは「腰痛」や「ヘルニア」「関節症」などの予防という面でもとても大切になってきます。
それから、股関節の可動性を制限しているのが大腰筋の緊張なのですが、この筋肉が硬くなってしまっている原因としては「腎臓の下垂」によるものでした。腎臓が下垂すると近くにある腰神経叢を刺激してしまい、お腹の上の方が痛くなったり、骨盤周りや、鼠径部のあたりに痛みを起こすことがよくあります。また腎臓の影響によって大腰筋を圧迫してしまい筋肉そのものが緊張してしまうことがあります。
ですから、まず腎臓の周辺の組織や筋膜をしっかり緩めてから腎臓の矯正を行いました。さらに自律神経のバランスもとるために横隔膜と太陽神経叢の施術を行い、最後に大腰筋や股関節に対して施術をすると「最初と比べて腰や股関節の動きが楽になったのと呼吸もしやすくなった」と仰っていただきました。
この男性の場合は、お仕事的にかなりハードで身体や精神的にも負担がかかるようなので2週間に1回程度のメンテナンスを受けていただいております。メルシーボークーです。
月に1~2回の予防メンテナンスで「痛みやコリを繰り返さない身体づくり」をしませんか?
かなちゃん整体院
秋田市東通6丁目2-12 サンパレス城東102号 秋田駅徒歩11分