2週連続セミナーで東京!その②
- 2022年10月05日
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秋田市東通(ひがしどおり)にある整骨院のブログです。
フランス政府公認のオステオパシー学校であるスティルアカデミージャパンで、オステオパシーを学んでおります。(現在四年生です)
こんにちは。10/6~10まで東京にて国際セミナーに参加のためお休みとさせていただきます。
先週無事に東京にて4日間スティルアカデミーの授業を受けてきました。とにかくクオリティの高い濃厚すぎるセミナーでした。今回のファンクショナルテクニックの授業では体幹がメインでした。とくに骨盤、腰椎、胸椎、肋骨、頚椎に対するファンクショナルテストと矯正方法を教えていただきました。
ファンクショナルなオステオパシー施術は、ご高齢の方や産後のケア、妊婦さん(妊娠後期)でも安心して受けていただけるソフトなものです。また最近ケガをしてしまった場合などは、早めに施術を受けていただくと関節周囲組織や筋膜などの結合組織がかたくなったまま縮まったままになるのを予防することができます。もちろんケガをしてから長い時間が経過していても組織や関節の可動性を少しつけることができるので、メンテナンスとしてもオステオパシーを受けていただくといい結果が期待できると思います。
オステオパシーではとにかくテストが正確でないといけません。どんなにスペシャルなテクニックや自信のある技を持っていても、それを使う場所が間違っていたり、からだの組織が受け入れてくれないような無理な力で施術をしてしまうと、ほとんど効果がないか場合によっては悪化させてしまう可能性もあります。
そして、講師のお話でとても興味深いと思ったのが、フランスではオステオパシーをする人が頚椎のストラクチャーテクニック(いきなりボキボキやるみたいなやつ)をするときには、そのお医者さんの同意が必要であると法律で決まっているそうです。つまり頚椎に対する施術に関してはリスクを慎重に考えて行っているということです・・・・・・。オステオパシーでは症状だけを扱うのではなく、からだ全体を1つの繋がりとして考えて施術を行います。なのでこのテクニックをこの場所に本当にやるべきかどうかの正しい判断をすることが非常に大切だということです。ですが、実際は頚椎に関しては頚椎以外のある場所を施術することで50~80%はよくなりますので、いきなり頚椎をボキボキする必要はありません。これからも正しい情報や知識を持って、日々の仕事をしていきたいと思います。
今回の国際セミナーは、内臓マニピュレーションの創始者であり世界的にも有名な治療家であるジャン・ピエール・バラルD.O.の「脳への手技アプローチセミナー」です。楽しみすぎて興奮してきました。では行ってきますー。