腰痛とか骨盤矯正とか
- 2023年03月14日
- カテゴリー:未分類
秋田市東通(ひがしどおり)にある整骨院のブログです。
フランス政府公認のオステオパシー学校であるスティルアカデミージャパンで、オステオパシーを学んでおります。(現在四年生です)
こんにちは。今年初のブログになります。2023になりまして、まず1月にスティルアカデミーの授業があり東京へ行ったり、2月にはオステオパシーを一緒に学んでいる仲間と実技試験に備えて勉強会のために群馬や仙台に行ったりしてバタバタしておりました。今年もよろしくお願いいたします。
最近少し暖かくなりみなさん活動的になってきた影響なのか、腰痛で来られる方や骨盤のバランスが気になるので骨盤矯正をしてほしいという方が非常に多いです。
当院ではオステオパシーという施術を行っていますが、オステオパシーではとにかく、からだの検査に重きを置いております。傾聴テスト、骨盤のテスト、脊柱のテスト、内臓のテストなどから優先的に施術をするべき場所を探していきます。
とくに傾聴テストというのはオステオパシー特有のテストであり、非常に重要なテストです。この傾聴によりどの方向やどのゾーンに問題があるか、上半身なのか下半身なのか、身体全体の情報を収集します。
傾聴は患者さんの頭の上に手をそっと触れてどの方向にひかれるかを感じているのですが「それは何をしているんですか?」とよく聞かれるので何をしているのか軽く説明しておきます。頭の上に手を置いて遊んでいるわけではありませんのでご了承くださいWW
そして、施術をするべき場所を探していきますと言いましたが、正確には施術をするべき場所を教えてくれるのは、患者さん自身ではなく、術者の私自身でなく、組織(からだ)です。
どういうことかと言いますと、例えば腰痛や骨盤の問題を持って来られた患者さんの身体全体の検査をすると腰椎2番、右の仙腸関節に機能障害が見つかったとします。そして内臓の検査をすると内臓下垂と腸間膜根の機能障害が見つかりました。
まず内臓下垂と腸間膜根に対して施術をしてから、もう一度腰椎と骨盤の検査をするともう問題はなくなっているとします。そしたら内臓下垂と腸間膜根の機能障害が一次的な問題で、腰椎や骨盤は二次的な問題ということになります。
なのでこのような場合は、骨盤や腰椎をたくさん施術する必要はないです。つまり内臓を施術すると筋骨格系にも変化が起こるということです。
もし内臓下垂と腸間膜根に対して施術をした後に、検査をしてもまだ腰椎や骨盤の問題が残っているようであれば今度は腰椎や骨盤の矯正をしていきます。
ですので患者さん本人が腰が痛い、骨盤のバランスがちょっと悪いんですと言っていても、組織(からだ)は内臓らへんにも問題がありますよーと教えてくれるわけです。
腰痛や骨盤の問題と内臓の関係をもう少し詳しく説明しますと、例えば加齢や肥満などで体重増加、腹筋のパワーが弱くなってという理由で小腸が前に出てきます。これが内臓下垂と呼ばれているようです。
そして小腸が前に落ちてくると、腸間膜根にストレスを与えます。そうすると上腸間膜動静脈にストレスを与えます。そうすると小腸のうっ血に繋がってきます。
その腸間膜根は腰椎の前側の投影部分と右の仙腸関節の投影部分である回盲弁のレベルにくっつきます。
なので内臓下垂で腸間膜根にテンションがかかり引っ張られると、腰椎や骨盤が不安定になり結果として腰痛や骨盤の問題が起きてしまいます。まあ問題というかうまく代償してくれているという感じでしょうか。
いま紹介したケースはほんの一例ですが、同じように腰痛や骨盤の問題を起こしている人がいても、原因は人によってそれぞれ違います。これがオステオパシー的な考え方です。
それはそうと、いま日本はWBCで盛り上がっておりますね。個人的にはイタリア代表のマイク・ピアザ監督のファンです。日本VSイタリアの試合楽しみですねー。
ピアザ監督は野茂英雄とドジャースでバッテリーを組んでいた選手時代からよく見ていました。まさに野茂英雄がメジャーデビューした1995年当時、私が小学5年、6年の頃は毎日のように野茂のスウェットを着て、野茂のキャップをかぶって、野茂英雄のテーマを歌っていました。NOMOが投げれば大丈夫~♪
そして2023年現在、大人になってからも遊びに行くときや飲みに行くときなんかは決まってドジャースのキャップをかぶっております。
よく考えたらマイクピアザよりも野茂のファンでしたWW ということで、今年も金沢整骨院のフランス式オステオパシー整体をどうぞよろしくお願いいたします。